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ポッドキャスト配信者へのインタビュー
2021.03.17
今、コンテンツ業界では、動画が圧倒的に人気です。特にここ数年は、YouTubeやTikTokなどの動画コンテンツが若年層をはじめとしたユーザーから人気を集めています。一方で、最近はポッドキャストをはじめとした音声コンテンツも盛り上がっています。リスナーだけではなく、配信者も増えており、大手企業も音声コンテンツを利用したマーケティングや広告に積極的です。なぜ、今これほどまでに音声コンテンツがアツイと言われているのでしょうか?
目次
音声コンテンツは、日本での利用者は全体の8%ほどのニッチ市場ですが、グローバル規模では大きなムーブメントが起こっています。
特にアメリカでは、12歳以上の約51%以上が音声コンテンツの視聴経験あり。その人数は年々増え続けています。また、全アメリカの人口の3分の1を超える1億4400万人が、月に1回以上視聴する定期ユーザーです。
中国でも、3億人以上が音声コンテンツのユーザーで、2023年には音声コンテンツを楽しむ人の数は9億人を超えるという予測もあります。
年々広がり続ける巨大な市場には、大手をはじめとした企業も注目しています。
耳さえがあれば楽しめる音声コンテンツ。「手は離せないけれど…」というスキマ時間にも、「ながら聴き」ができる便利さが多くの人から支持される人気の理由です。
一見、音声のみに制限されたコンテンツは、動画などの視覚的刺激の強いコンテンツと比較すると物足りないと感じてしまいそうです。しかし、実は聴覚のみに制限されているからこそ、短い時間でも気軽に、効率よく情報を入手する方法としては最適なのです。
忙しくてまとまった時間は取れない方でも、通勤通学・家事の間・ジムでの運動中などに、場所や時間を選ばずに楽しむことができます。また、最近ではスマートスピーカーやワイヤレスイヤホンなどの便利なアイテムの普及の後押しもあり、より生活に音声コンテンツが浸透するようになりました。
今まで、日本では音声コンテンツといえばラジオなど、クラシックでオーソドックスなメディアのイメージが強く残っていました。
しかし、新型コロナウイルスの世界的な流行を受けて、家の中で過ごす時間が増えたことで、音声エンターテイメントの便利さと良さが見直され始めました。
現在は日本国内でも音声コンテンツのユーザー数が右肩上がりに増え続けています。また、特別な編集スキルや機材を必要としないので、インフルエンサーや大小様々な企業が業界への参入を始めており、今後も利用者数の拡大が期待できます。
音声コンテンツアプリにはいくつか種類があります。ここでは、特に人気を博している11個のアプリを紹介します。
音楽ストリーミングサービスの最大手である「Spotify」は、最近ポッドキャスト配信事業者の大手であるAnchor社とGimlet Media社を買収し、同プラットフォーム上でのポッドキャストの視聴を可能にしました。
今までは人気アーティストの音楽が楽しめるプラットフォームとしての印象が強かった「Spotify」ですが、今後は同社が配信するコンテンツの20%以上を非音楽コンテンツにするとゴールを掲げています。
オリジナル番組にも力を入れており、人気ポッドキャスターと独占契約を結んだりもしているため、これから「Spotify」でしか聴けないヒットコンテンツが多数生まれるかもしれません。
Spotify(スポティファイ)
「himalaya(ヒマラヤ)」は、中国の巨大音声プラットフォーム「喜馬拉雅(シマラヤ)FM」の日本版です。中国での「喜馬拉雅FM」の人気は絶大で、アクティブユーザー数は月間で1億2000万人以上、トータルで6億ダウンロードされています。
豊富なコンテンツ内容には定評があり、ビジネス書や絵本などのオーディオブックや、様々なジャンルのラジオなどを含め、2万6000以上の作品を配信しています。幅広いジャンルを取り扱っていることから、様々な年齢層のユーザーから支持されています。
himalaya(ヒマラヤ)
ボイスメディア「Voicy」は、個人が配信者になり、リスナーは好きな時間にそれを視聴できるというラジオやポッドキャストに近い配信スタイルを採用しています。
「Voicy」の最大の特徴は、その配信者にあります。「Voicy」では、基本的に審査を通った人のみしか配信できないため、その道のプロフェッショナルや著名人がパーソナリティであることが多く、番組の内容のクオリティや発信している情報の正確性などに定評があります。
ダウンロードすれば、wifi環境がないオフラインの状態でも再生が可能なのもうれしい特徴です。
Voicy(ボイシー)
「Radiotalk」の最大の特徴は、配信者に優しいことです。編集機能などを最低限まで削り落とし、一発で録音するという方法を基本としているので、録音・配信のやり方がとてもシンプル。
ボタン一つ押すだけで録音できるので、音声配信初心者でも失敗なくコンテンツ作成ができます。その配信の手軽さから、様々なバックボーンや感性を持つパーソナリティが集まってきており、結果としてバラエティ豊かなコンテンツ内容の配信に成功しています。
リスナー側としては、コンテンツ内容の豊かさと、個性的なパーソナリティ達の飾らない声を感じることができることが魅力となっています。
Radiotalk(ラジオトーク)
「stand.fm」はインフルエンサーマーケティングの企業が運営しているという理由もあり、「音声版インスタ」との異名を持つスタイリッシュな印象の音声アプリです。
実際、アプリのデザインはおしゃれな白背景、配信者のサムネやリスナーのアイコンも洗練されたものが多く、流行に敏感な女性向けという印象が強いです。スタイリッシュなブランディングを考えている企業やインフルエンサーにはオススメの音声配信プラットフォームです。
また、人気インフルエンサーやスタートアップ企業によるチャンネルが多いので、おしゃれなライフスタイルに合う音声コンテンツを探したいリスナーにもオススメです。
stand.fm(スタンドエフエム)
元々は韓国で生まれた音声メディア「SPOON」は、録音して配信、というよりは音声のライブ配信に定評があります。
ライブ動画配信サイトのように、課金などを通じて配信者を支援できる「投げ銭機能」もあるため、ファンのコミュニティが形成しやすくなっています。
しかも、動画のライブ配信とは違って顔出しなし・匿名で始めることができるため、ライブでの動画配信よりも気軽に始めやすいという特徴があります。そのSNS的な雰囲気とライブ配信の手軽さから若い世代で人気が集まっています。
SPOON(スプーン)
「REC.」は、大手YouTuber事務所のUUUMが2020年から始めた音声配信ソーシャルサービス。誰でも配信が可能で、リスナーは興味のあるコンテンツ配信者をフォローできるというシステムです。
プラットフォーム上で、リスナーと配信者のコミュニケーションも可能なため、ファンのコミュニティ形成ができます。同社所属のYouTuberの配信予定もあり、今後は音声配信をマネタイズできるシステムを実装予定とのことなので、ますます配信者が増えることが期待されます。
REC.(レック)
ポッドキャストは、世界で一番有名な音声コンテンツと言っても過言ではありません。
上記で挙げてきた独立型配信サービスとは異なり、様々なアプリを通して視聴できるため、とても便利です。ポッドキャストが視聴できる主なアプリとしては「Apple Podcast」「Google Podcasts」「Spotify」「Anchor」などがあげられます。
リスナーが自分にとって使いやすいアプリで視聴できるのはうれしい特徴です。
音声配信の中でも、オーディオブックは人気コンテンツの一つ。「Audible」はAmazonが運営するオーディオブックサービスです。
最大の特徴は、和書1万冊、洋書40万冊という業界最多のラインナップ。「Kindle」などAmazonの他の読書ツールとの連携も可能で、またブックマーク機能(しおり)も充実しているため、リスナーは自分の好きな時間に好きな箇所まで聞くことができます。
Audible(オーディブル)
「audiobook.jp」はオトバンクが2007年から運営しているオーディオブックサービスです。単品購入もできますが、基本的にはサブスクリプションサービスで、1万冊が聴き放題となっています。聴き放題のサービスの中からお気に入りを保存することができます。
audiobook.jp(オーディオブック)
「Radiko」は民放ラジオ全局の放送をインターネットで視聴できるサービスです。全ラジオの放送なので、コンテンツはとても充実しています。タイムフリー機能で聞き逃したラジオの放送を1週間分視聴することができるため、リスナーは自分の好きな時間にラジオを楽しむことができます。
Radiko(ラジコ)
なかなか時間をとってエンターテイメントを楽しめない忙しい生活の中でも、スキマ時間で様々な情報が楽しめる音声コンテンツの利用者は、世界中で右肩上がりに増えています。
最近では、複数のデバイスに対応しているアプリも多いため、自分のライフスタイルに合ったデバイスを利用することができます。
また、配信者にとっても、編集スキルや特別な撮影機材がいらないため、動画などと比較すると簡単にコンテンツを作成することができます。リスナーや配信者、どちらにとっても気軽に楽しむことができる音声コンテンツ、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか?
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